2015年9月22日火曜日

The Win Bin

13/09/2015 15:00 @Old Red Lion Theatre

観客10人に満たない小さな小屋での観劇だったのだけれど、途中、寝た。すみません。
でも、寝ていて損したとは思わなかった。パブの2階だったので1杯引っかけたのも良くなかったのかもしれないが、それでも十分集中してみられる芝居もあるし。

後で知ったのだが、実は登場人物6人、男女2人組×3ペアを、2人で演じ分けていたのだそうだ。
僕はずっと、2人組が違う名前でふざけて呼び合ったり、全く違うことを試してみたり、突如過去の経緯に照らして関係性が変わったりしているのかと思っていた。
「演じ分けていた」のだそうだ。

自分の英語力のせいなのか。一杯飲んだせいなのか。
いや、役者が演じ分けてなかったからだろう。敢えて言う。
「演じ分けられてなかった」んじゃないんだろう。「演じ分けてなかった」んだろう。そうでないとあそこまで同じにならないよ。

何がキューになって登場人物が切り替わったのか、正直、まったく、未だに、想像もつかない。
もしかしたら相当過激な舞台だったのかもしれない。

ただ単にダメなだけだった気が、負け惜しみでないけれど、している。

してみると。だ。エディンバラで観たときには「ヌルい!」と思ったForced EntertainmentのTomorrow's Partiesで味わった、2人でずっと話していてもきちんとついていける、ペースの変化や淡々とした中にある内側の微妙なモノがわざとらしくなく出てくる、あれは、かなりレベルの高い演技だったのかも!と思ってしまう。
何事も比較感、相場観、ってものはあるもんである。

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