31/08/2015 14:00 @Pleasance That, Pleasance Courtyard
今回エディンバラで観た芝居の中で、間違いなく、最低の芝居。
ふとした弾みであるクリスマスイブの一晩だけ面倒を見ることになった老いた女性との交流。
もらったものの、棚から出した際に落として割れてしまったTeaset。
その後の全く可哀想な経緯。
そうしたものを、「私は悲しかった」的な台詞満載でお送りする女性の独り語り。
「感情込めた演技でお願いします」な台詞に辟易するのに加えて、
そういう台詞に演出と演者が100%応えて、観客に対して涙うるうるかすれ声で演技してもらっても、こちらは反応に窮するばかりである。
冒頭、とある喫茶店で、割れたティーカップを紙用のスティック糊使って、
いかにも「取り乱しながらカップを元に戻そうとしています」っていう演技された時点で、勝負あり。
が、しかしこういう芝居に当たるのもフェスティバルならではの醍醐味。劇場に入らざるものは演劇を得ず。
気を取り直して、今年のエディンバラの最後の演目、Hotel Paradisoへと向かう。
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