いささか旧聞に属することではあるが、23日、帰国子女のための就活セミナーに、パネリストの1人として呼ばれて行ってきた。
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僕自身は帰国子女ではなくて、むしろ仕事で英国に行くまで海外で暮したことは一切ない。しかも、就活なんてえ言葉がない時代に、しかも大学二留で 就職したので、今の就職活動の仕組みがどうなっているかについて全く土地鑑がない。こんな男呼んでどうするんですか、という感じで緊張して、半分開き直っ てでかけた。
詳しいことは書かないけれども、若い人に囲まれて、自分がすごく興奮していたことは覚えている。ひどく興奮すると訳わかんないことを、自分のコントロールできない範囲まで本音出して喋りまくる傾向があるので、今回もきっとそうだったに違いない。
それに比べて、学生達は、クールで真面目で、「仕事を通じた自己実現」という、僕が過去20年逃げてきた課題に対してとても真剣だったように思われる。
パネリストに最初に投げかけられた質問:
「あなたにとって仕事とはなんですか?」
にたじろぐ。
が、正直に答えよう: 「メシのタネです」「就職先で自己実現しようと思ったことはありません」「どうせならその場その場で仕事が面白い方がいい。その積み重ねが僕のサラリーマン人生です」
「なんだこの人?」くらいのインパクトはあったと思う。が、いかんせんそれだけだ。
バブルに踊る大学生のなれのはてを、いまどきの学生達はどんな目で見ていたのだろうか?今更気にしてもしょうがないのだが、気にはなる。
若さにあたったのか、それ以来ちょっと、「血潮がたぎるようなこと」ってなんかなー、と思ったりしている。
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