2008年5月25日日曜日

怒りは目を曇らせる

この、アーバイン・ウェルシュという男、本当にたいしたヤツである。
Trainspottingの原作者、というとイメージ沸くかもしれないが。

http://books.guardian.co.uk/departments/generalfiction/story/0,,2280915,00.html

以下、彼によるところの、ブチぎれる時の黄金ルール:
①ムリに自分の感情・憎しみを高めようとしたりするな。
・・・怒るなら、真摯に、心の底から、怒れ。
②あんまりちっちゃなことに目くじら立てると、てめえがちっちゃく見られるぜ。
・・・道路政策に怒る時に、駐車違反取締りのお兄ちゃん(おじいちゃん)にあたっちゃいかん。
③怒りにはきちんとした理由があること。
・・・怒りにはそれなりの報いが来る。それを受け入れられるか?
④常に引き際を用意しておけ。
・・・キミがいくら怒ったところで、目の前の人間を変えられる訳はないのだ。常に引くタイミングを意識しとけ。
⑤接触プレーに際しては、掴んだり押したりするな。殴れ。あるいは頭突きしろ。
・・・まあ、その結果、ルール③が適用されて3日後に病院で目を覚ましても俺は知らん。

この男が信用できると思ったのは、
「この俺にしても、やっぱり相手を見て怒り方決めてたりするんだよね」
という一言である。こいつ、冷静だよ。

みなさまには、Thich Nhat Hanhの「怒り」をあわせて読むことをお奨めしますです。

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