2007年9月25日火曜日

唐ゼミ 鐵假面

24/09/2007 ソワレ

唐ゼミ初見。何といっても椎野裕美子。口も大きいが声もでかい。映える。これだけで、観に来てよかったと思う。
男優陣、いい面構え。顔の崩れた人がいないのは、若いからか?
女優陣も良い。何が良いって、ひょっとすると、唐組の「中年男優陣+一回り年下の女優陣」という構図でなくて、男女年齢バランスが良いのがプラスに働いているのだろうか、とも考えた。

そう。総じて、若い。それが、この、むかぁしの唐戯曲を演じるのにプラスに働いていた。勿論マイナスもあって、緩急つける手管はまだまだ研究の余地あろうし、時として「がむばってる」のが前に出ると、青臭い。

なかなかどうして、力がある劇団で、単なる「唐組 3A」ではない。是非又観てみたい。その若さの中から「アングラ古典芸能」という陰口を打破する何かも出てこようというものなので。

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