2007年9月9日日曜日

田上パル アルカトラズ合宿

08/09/2007 ソワレ

春風舎に行く途中で志賀さんと鉢合わせ、「菅原くんがいぃんだよぉ」といいお声でおっしゃっていたが、実際、良い。
この筋肉芝居にあって、一番筋肉の無い男が舞台をさらってしまうんだから、世の中分からないもんだ。

ただし、筋肉があろうとなかろうと、男子高校生なんてのはバカでキッチャナくて考えてることはみな一緒、なのだ。大体は。そして、卒業してから は、そういうやましい過去には目をつぶりがちなのである。そこに敢えて目を向け、かつ、花や恋や女子高生といった、実は男子高校生の隣に気付かれずに存在 していたのかもしれない(すいません。ここ、地方の男子校出身者のドリーム入ってます)、そして、テレビドラマや映画ではそれが必ずあるという風に描かれ ている物事を排除してしまうことで、田上パルは成功した。

現代熊本弁演劇でありながら、田上パルの芝居は上記に思いっきりレバレッジをかけて劇的である。

田上氏が今後どれくらい熊本弁高校生ものに拘っていくかは分からないが、ここまで書けるのであれば、昔オリザが田上氏に「熊本弁なんかダメだよ。 これからは世界だよ」みたいな絡みを入れていたのも、今となっては極めてポジティブなコメントだと認識されて、つまり、どこに目をつけ、どこを芝居の始点 にするかを見定めれば、熊本だろうが東京だろうが巴里だろうが、グイッとバールに体重かけてレバレッジのきいた芝居を作る力がある、それをやれ、というわ けなのだろう。

ほんと、これからもすっごく楽しみです。

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