2007年3月18日日曜日

田上パル 師走やぶれかぶれ

17/03/2007ソワレ

高校生+年寄りの芝居(ハイバイ)、正真正銘年寄りの芝居(龍昇企画)ときて、今度は正真正銘高校生芝居である。

あぁ、何と伸びやかに若さ爆裂の芝居をやっていることか。正直言って、羨ましい。

というところから入ったが、実は、この「汗臭さ」と「青春まっしぐら」が売りの田上パルだが、芝居についてかなり信頼して観ていられるのです。何となれば、

・しっかり作っていて、役者に遊ばせない
・物語に溺れない
・教訓も無ければオチもない。しいて言えば、前回も今回も、「そしてみんな仲良くお家に帰りました」が結論だ。こんなの、言っても何のネタバレにもならない。
・あんなに叫んでいるのに、なぜか、耳障りなうるささで無い。これは、実は不思議で、テクニカルにこれが何故なのかはいまだに良く分かりません。

ということで、本当に、次回も楽しみにしています。
いつまでこの若さを前面に押し出していけるのか。30代になっても詰襟着ていられるか(舟木一夫かよ)。

20年前にこんな芝居がしたかったよ。というのは、半分以上本音です。

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