2007年3月4日日曜日

八時半 むかしここは沼だった。しろく

03/03/2007マチネ

冒頭シーンはテンションで会話を立ち上げる。お。力ある。
開始10分、説明台詞が苦しいぞ。ちょっと説明しすぎ?
ならはら電話シーン、うーん、こんなに電話で状況を自ら語ってしまう人って、いるだろうか?いるか?うーん、いや、いるかもしれない、いてもいいかも?うーん、
おい、福田役、そんなに動くか?動くか?うっとおしくないか?本当か?うーん、
あれ、この、シーンの間の人の動きは、東京タンバリンか?
後半、叫びすぎてないか?叫ばないとテンション持たないのでは主客転倒ではないか?

色々と考えながら観ました。
その後一緒に飲んだ百さん曰く「こういう劇団が日程を長くとって公演できないのが問題なんだよね」。それには全く同感である。色々あるにせよ、力 ある。一緒に飲んで文句言いたい(自分が自分で芝居始めたら、です。自分で芝居やってないやつは、正面から当たる資格無いので)芝居。

アフタートーク。一般論としては好きじゃないが、今回は前田司郎氏がゲストということで、聞く。大変面白かった。鈴江氏43歳、いまだにあがいて おられるのが分かって、ちょっと気持ちが軽くなる。とともに、さっき観た芝居の「あがき方」が、途端に好感度の高いものとして認識されてくる。

クサい芝居はしたくない。でも、「屋上でビール飲んでおしまい」じゃ、意味が無い。身体性を無視した芝居は出来ない。でも、今更アングラは無い。物語に引っ張られたくない。でも、お客さんにわかんない芝居じゃ厳しすぎる。
あぁ、みんな悩んで大きくなっている。

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