29/10/2009 ソワレ
バカだねー、ほんっと、バカだねー。
でも、そこがいいんだよねー。
と、ニコニコ顔で劇場を後にすることが出来る、いまどき珍しい「純粋爽やか系」現代熊本弁口語演劇。
彼ら、「青春の甘酸っぱさ」の酸っぱいところは、実は、汗をたっぷり吸った服を洗濯しないで放っておいた結果としての酸っぱい臭いだということをよーく分かっている。改造☆人間から出てきた女優陣ですら分かっている。それが強み。
ただし。いつまでも「バカだねー」では済まないんじゃないかなー、ということは、何となく自分たちでも分かってるんではないだろうか。どんな風に一皮剥けていったら良いのだろうか。毎度毎度「元気炸裂」だけでみせていれば良いのではなくて、どんな要素が加われば、もっと色んな人に観てもらえるのだろうか。そういうことを、「注文をつける」ではないけれど、考えてしまうのだ。その「足りない一滴」がなんなのかは、良く分からないのだけれど。
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