03/11/2009 マチネ
維新派初見。千穐楽。
格好良い舞台装置、オリジナルの音楽に乗せて、歴史と記憶を単語に散らしてイメージを紡ぐ、歌い上げない日本語ミュージカル。
ままごとの「わが星」を思い出す。そういえば、「わが星」も一種ミュージカルだった。
40分経過、60分経過、75分経過、というところで眠くなって時計を見た。
路地にまつわる歴史と記憶が、舞台上の立方体の中の骨格標本のようにお行儀良く作・演出のイメージの枠内に収まって、こちらに向かってこない。
もちろん、一見トータルとしてお行儀よくっても、役者の「個」がどうしても裂け目からはみ出してくる芝居があるってことも分かってる。だけど残念ながら、今回の維新派の芝居では
・ 舞台が広すぎて?遠すぎて?
・ 役者の動きに破れがなさすぎて?
・ 僕のコンディションが悪くて?
そういう風に観られなかった。残念
音楽のペースがずーっと一緒なのも気になった。眠くなれと言っているようなものだ。
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