13/10/2007 マチネ
初見、初日。
前篇。この紙芝居風は、きっと狙ってやっているんだと思うけれど、だからなんだ、という気もする。この、飽くまでペラペラの紙芝居によって、物語 もとことんペラペラに綴られていくんだが、ラストシーンで落とそうとしてんだかしてないんだか、泣かそうとしてんだかしてないんだか、とことんペラペラな どこかのテレビドラマのパロディなのか、わかんない。僕には分かんない事だらけだ。かといってもっと分かりたいとも思わなかったし。
後篇。スチュワーデス物語(多分)+007映画の折衷パロディもの。こっちの方がペラペラ感が余程楽しめるけれど、このテの刺激がほしいならジョージ朝倉のカラオケバカ一代3回読んだ方が面白いかな。
全体としては、苦しい。女ドリフを目指すならもっとテンション上げないと届かないだろうし、宝塚を喰う積もりならエンターテイメントとして隙を無 くさなきゃならないし、大学祭りの学内人気者パフォーマンスだとするとチケット代高すぎる。「今まで何をしてきたか」は分からないけれども、何がしたいの かも今ひとつ見えないし、これでは平日の本多で動員苦労するのもむべなるかな。
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