2010年5月18日火曜日

チェルフィッチュ ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶

09/05/2010 ソワレ

ひょっとするとこれはとっても繊細かつ愉快なパフォーマンスなのではないだろうか。

が、それを上回る勢いで、僕は繊細で神経質で心の狭い観客である。
客席の隣の方が当パンを(ひどい場合にはチラシを)読み始めたり独り言を呟いたりヒソヒソ声でおしゃべりしたりメモを取ったり身体を揺らしてパイプ椅子が絶え間なくカタカタ鳴ったり、後ろの方の靴が僕の座っている椅子に当たったり僕の背中に当たったり、最前列の客が携帯電話の電源入れて煌々とライトが照ったり、
そういうことがあると、途端に舞台に集中できなくなってしまう。
まあ、いつぞや見かけた、最前列でタバコを吸って途中で立ち上がって通路で反吐戻していたオバちゃんについては、流石に舞台と客席の一体感が高まったかもしれないとは思ったけれど。

今回は、それが全部あるいは複数あったわけではないけれど、まぁ、終演後頭を抱えたら顔の表面温度が3、4度低くなっていて、自分が顔面蒼白になっているのが分かった。そればっかり考えてしまう自分の狭量さが、パフォーマーやパートナーに対して申し訳ない。本当に申し訳ないけれど、こればっかりは本当にどうしようもない。

もう一度観なければ。帰宅後すぐに予約を入れた。

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