2010年5月16日日曜日

青年団 革命日記

04/05/2010 マチネ

革命日記再演は「若手公演」から「本公演」への出世魚、役者たちは(もちろん2年前にも若手らしからぬ自信をみなぎらせて驚いたが)ますます自信を持ってこのプロダクションに臨み、演出ももはや「手探りでどこまでできるかを試す」そぶりをすっかり振り払って素晴らしい出来。特に後半に向かってボルテージが上がる場面では畳みかけられて、やられた。

能嶋瑞穂の大暴れも嬉しいし、小林亮子もぐっと大人の演技で大いに好み。
アゴラのコンクリ剥き出しの床は、初演の春風舎の木の床と比べてじゃっかん声がキンキン響く印象なのが、傷と言えば傷。でも、うん。いろんな意味でこれは評判良いだろう。

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