2009年2月28日土曜日

燐光群 屋根裏

27/02/2009 ソワレ

燐光群へのLove-hateな感情に終わりなし。
素晴しい発想、簡素かつドラマチックな舞台。24のシーンに小分けされた2時間15分、一つ一つのシーンが暑苦しくなる前に次のシーンに進んで、いつも燐光群の舞台に感じるくどさ・くささが立ち昇らない。どうやら僕は、「放埓の人」もそうだったけれど、ペース・展開を速くして役者に余計なことをさせない燐光群芝居の方が趣味にあっているのではないかと思う。

あとは、想像力の起点をすごく小さいものに置いたことで、いつもの、「坂手さんの問題意識、観客席を引っ張ってるつもりが実は観客遠く置いていかれている」状態に陥らなかったのも良し。

川中母さん、キュートさ抜群で、よし。15番目のシーンで満を持して登場した鴨川さん、良し。猪熊さんも飛び飛びのシーンできっちり芝居の臍を締めて、これまた良し。芝居のキーになるという点では、大西屋根裏ハンターも良し。でもなー、やっぱりなー、もっと分かりやすくない演技でも、充分世界中で通用する力強い戯曲だと思うんだけどなー。もっともっと、いわゆる「現代口語」系の演出・役者でも面白く出来ると思うだけどなー、と思ってしまう。

でも、迷ってた僕に、「屋根裏、いいよ」と薦めてくれたNじまさんには、とっても感謝です。

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