2009年2月21日土曜日

ゴジゲン たぶん犯人は父

18/02/20009 ソワレ

ゴジゲン初見。初日。

何だか、受付・客席・舞台装置の感じが、古きよき学生演劇っぽい、と思っていたら、何と現役の学生がやっている劇団だった。「学生演劇っぽい」というと、何だか小ばかにした上から目線のコメントみたいだけれど、けっして悪い意味でもなくて、例えば、客層の何ともいえない暖かさとか、「出演者が息子の友人だから」みたいなノリも、最近アゴラでは見かけないなと思うと、ちょっと懐かしかったりする。

で、芝居の方にも、学生演劇っぽいイキのよさを期待したが、テンポ勝負のウェルメイド指向。協力にとくお組とかヨーロッパ企画の名前が出ていて、あぁ、そうか。と納得。予定調和は予定調和で割りきって、1時間40分どうやって観客をエンターテインするかをテンポで走りきった。

出だしで思ったのは、「あ、あなた、ヒップホップの人なの?じゃ、ちょっとやってみせてよ」なノリに対して、2つの方向があるということ。
方向1 そこでヒップホップをやって見せる
方向2 「えぇ?」でも、こんな場所で、どうしよう。ねえ?と、困る

①はゴジゲンのパターンで、分かり易いし、上手く行けばそこで笑いも取れる。どんな人かも表現できる。乱暴に括るとウェルメイド指向。
でも、僕は②の方が見たくって、だって、普通、人前で、「ヒップホップやってよ」って言われて、やる人いないじゃん?そこでどんな風に困る人かに興味があるよねー。という、青年団パターン。

①をケラさんとかヨーロッパ企画がやると、「舞台上からの上から目線かよ」といきり立つ小生ではあるが、そこは、学生演劇だからこそ許される部分もあるというか、何というか。そこから、如何に観客の期待を予定調和からずらしていきながら、リアルに、そして、「ありきたりのテレビドラマが生で見れる」以上のものを劇場で味わってもらえるか、というところを、どんどん頑張ってもらえたらなー、と、(あ、マズい、またも爺の繰言か?)、思った次第。

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