あなざ事情団「三人姉妹」の稽古にお邪魔した。
「あなざ事情団」というのは、僕の大好きなあなざーわーくす演出のわたなべなおこさんの「あなざ」と、山の手事情社の倉品さんの「事情」と、青年団の松田さんの「団」を合わせて、「あなざ事情団」です。
昨年は大阪まで追っかけて、甥っ子の誕生日にあなざ事情団の「三人姉妹」、一族で観たわけですが、今回は、何とバイリンガル版で再演。
http://www.letre.co.jp/~hiroko/threesisters
観客参加型演劇なので、役者だけではなんとも稽古しにくいところもあって、小生、「観客の役」で参加。お察しの通り、役者が観客をいじるいじる。いや、いじるというよりも、「使う」。
本番で観ると、自分は1箇所にじっと座っているので、一通りのいじられ方しかないのだが、稽古場だと、1人で何人もの観客の役をこなさなければならない。こりゃ楽しい。
一粒で何度も楽しめる。
を、地で行くわけであります。
バイリンガル公演ということもあって、随所に工夫あり、小芝居あり。
しかも、稽古中、観客役のわたなべさんが、「カナダ人対応」とかいって、椅子に座らないで中腰になって、「でかいカナダ人が客席に座ってたらどう変わるか」を試させてみたり、意地悪でいじりにくい客になってみたり、それも楽しい。本番中他の客席でそんなことがあったら、ドキドキして見ていられないだろうから。
そんなこんなで3時間あっという間にすぎて終バスの時間。満ち足りて帰宅。
3時間飽きないんだから、きっと本公演1時間30分くらい、飽きるわけがないですよ。お奨めします。
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