09/03/2008
えー、年甲斐も無く、演劇ワークショップに参加してしまったわけです。
これがまた、楽しかった。もう誰が何と言おうと楽しかった。
簡単な仕草の決めから初めて、短い(10秒くらいの)スキット、ちょっと膨らませたスキット、そこに「異物」を加えて更に膨らませ、観客参加型に変形して最後はミュージカル仕立てに。
というのを三人一組で。2時間半、あっという間に過ぎた。
そして、なんとも、他の参加者の方々の、なんとも幸せなクリエイティビティの発露に、大いに笑い、かつ、感心してしまった。
そして、それをナビゲートするわたなべなおこは、顔はずーーーっとニコニコしていたが、実のところはやっぱり余裕があるのだろう。修行を積み重ねて一定のメソッドの軸を兼ね備えた武術の師匠、喩えるなら、ヨーダ(失礼!)のような気合と深みを感じた。
で、終わってから自分の所業を思い返してみると、やっぱり自分は頭でっかちであると、芝居についてこんなにこわばった感覚でいてはどうしようもない、だめだだめだだめだーーーーー、と、何ともいえぬ自己嫌悪に陥ってしまった。でも、楽しかった。
演劇ワークショップといってもよいし、心(というと誤解を生むのかもしれないけれど)の柔軟体操と言っても良い。少なくとも、自分のどういうところがこわばっているのかを自覚するツールにはなると思う。お勧めです。
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