2007年4月9日月曜日

青年団 別れの唄 再見

08/04/2007 ソワレ千秋楽

良いものは何度観ても良いではないか。
ということで、観ました。
最前列、字幕の見えない場所。フランス人席である。
後ろのご夫婦が「でも、フランスで観たと思えばね、良いお席よね」なんて言ってる。その通りだ。

今回目に付いたのは、Anne役の難しさ、かな。
弔われる人の友人、日本語もちょっと分かる、でも、全部は分からない。間に入れるようで、入れない。その感覚。

あと、間口が広い舞台での、左右の距離感。
まるで奥行きが無い舞台のように役者が横に惑星直列してしまうような場面もあるのだけれど、その距離感がとれているので、かつ、奥行きが実はあるので、妙な構図。

2度目もあっという間に時間が過ぎた。本当に幸せな芝居だ。不幸せな日のことを描いているのに、幸せな芝居だ。

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