2009年8月27日木曜日

捩子ぴじん あの世

23/08/2009 マチネ

おおー、なんか、久し振りに、センスの良い舞踏を観たなー、という感じだったのだ。
舞台上のでっかい氷の塊と、開演後出てきて氷を切り始める美術家と、関係なく出てきてぷるぷる踊り始める捩子氏。
美術家と捩子氏の関係は最後までわかんないのだけれど、そのインタラクションがなぞなぞで、
「一体何をひそひそ話していて、何を捩子氏の腕に書き込んでいるのか。読めるのか?」
「なぜ美術家は捩子氏を抱き上げるのか?」
「あの叫び声は何か?」

あれー、いろいろ、面白いことが舞台上で起こってるんだけど、
「このダンスのタイトル、なんだか意味深そうだったのは覚えてるんだが、何だったけか?」
と思ったら終わった。

アフタートークで上記疑問への答が聞けたりもしたんだけれど、何より、変なストーリーとか意味づけとかに囚われてなくて、自分の考えていることと舞台に乗ることがどれくらいrelevantなのかに焦点が当たっているところに、おおー、さすが。と思ったんである。

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