07/08/2009 ソワレ
12日間日替わりの第7日。
多田淳之介作の「3人いる!」はとても好きな戯曲で、これを飴屋氏が演出するとなればこれは見逃せない。とはいうものの、12日間日替わり全部観るわけにはいかないし、昔あった「In Through The Out Door のジャケット全種類買い揃えました」みたいなのもどうよ、という思いもあり、「2回だけ」観ることにしてます。
台詞はほぼオリジナル台本どおり。固有名詞などの細部とラストに変更。これは「転校生」のときと同様で、「台本に指定されていない部分」を加えたり、変えてみたり。立ち上がり若干すべり気味な気もしたけれど、戯曲の構造の確かさにも支えられて、グイグイ進む。飴屋氏の用意した趣向も、戯曲の進行と「並走して」進む。
その2つのラインが、どラストどう昇華するか、というのが楽しみで、こちらとしては泣く用意できていたのだが、どういうわけだか不発。最初のフレームの嵌め方が見事なだけに、残念。
終演後、N村氏と飲むも、そこでも小生不発。この不発感はなにか。芝居のせいで不発だったのではないのかもしれない。調子が悪いのかもしれない。
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