03/01/2008 マチネ
娘が新年工場見学会を初めて見たのは2004年の正月で、そのときは確かびんぼうくん21世紀版とSM社長とオムトンと「鍋と友達」という映画を やっていた。それはまた一家が五反田団と出会った最初でもある。その後、しばらく、うちでは「この、下僕ぅ!」という台詞がはやった。
今回久し振りに妻子が正月を東京で過ごすことになって、そのときの嫁からの指令は、
「どんな汚い手を使ってでも工場見学会のチケットを手に入れろ」
だったのである。正攻法でチケット手に入れた自分を大変誉めてやりたい。
当日、大牟田ラーメンきららで腹をくちくしてヘリコプターへ。きれいになったアトリエヘリコプターに、娘、驚く。
「少女マンガのニセモノ」、いきなり黒田氏の不良実はいいヤツごっこに妻子爆笑。小生は木引優子の脚の組み方にヤラレタ。その後も妻子はおそらく 会場中で最も笑っていた二人だったに違いないし、小生を入れても笑い四天王くらいにはなっていたと思う。とにかく笑ったし、また、面白かった。「厄払い」 とはいいながら、これだけのテキトーを紡いで世界を創り上げてしまう前田氏の力はやはりスゴイ。
個人的に一押しは内田慈さんの少女マンガメイク。うちの正月の流行は、なんといっても、「ノー・プログレス」。が、娘の一番のお気に入りはノーバディズの演奏に合わせて踊りまくった齊藤庸介さんでした。
「チャゲ&飛鳥のニセモノ」。実は、うちの家族はみんな、殆ど観たことも聞いたこともない。知ってはいるが。カラオケ屋で友達が歌っているのも聞くが。けれども岩井版チャゲアスは面白かった。そしてハイバイの面々は、上手い。やられる。
まぁ、僕の中でチャゲアスっていえば、ロンドンの地下鉄の乗り換え連絡通路にライブのポスターが1枚貼ってあった人たちで、それはおそらくその通 路の中で最も読まれていないポスターであったことは間違いなかったが、彼らの、その、おそらくロンドンの中で最も盛り上がらなかったライブの一つであるこ とはほぼ間違いのなかったライブは、日本のテレビではどうも「地下鉄にもポスターが貼られるくらい有名で大成功なライブ」として紹介されたらしく、まあ、 そういう感じの人たちだと思ってたりしたんだけれど、あ、そういえば、そういうのりって、ノダさんの赤鬼もそれに近かったなぁ、とかいうのは、芝居とは全 く関係がないが。
こういう風に、年始デスロック・工場見学会と、いい公演二つ続いて、こいつは春から演技がよろしい。この勢いでよい芝居に沢山出会いたいものです。
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