2008年10月27日月曜日

甘もの会 炬燵電車

26/10/2008 ソワレ

千穐楽。駅前でアンパン買って食べながら行ったら、何と会場で手作りアンパン販売中。つらい。僕もつらかったが、万が一俳優がアンパン嫌いだったら、それはもっと辛かっただろう。

肝心の芝居のほうはというと、大変面白かった。1時間強、「思わぬ拾いもの」な感じで、嬉しくなる。まさに炬燵の周り、2m四方くらいのことしか取り扱っていないのに、そこに拘って芝居を作ると、その外のこと、また、世界に何千・何万とあるであろう炬燵の周りに集まる家族や叔母やいなくなった夫や父や子供達のことが見えてくる、気がするのだ。

若い役者陣で子供のいる役というのはそれなりに負荷がかかっているはずだけれど、「なんなく」とは言わないもののきちんとこなして、よし。子供の役の2人も、よし。

もしかすると、初物で、前日に土井・森下夫婦を見た後だから、それを引きずって余計に移入して良く見えたのかもしれないし、そうでないのかもしれない。いずれにせよ、気になる。次も観る、と思う。

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