28/09/2008 マチネ
初日。
退屈な芝居。
そもそもの戯曲が、ラストの死に向けて緩慢に1次元の時間を流しながら、間に思い出したように茶々を入れてみせるつくりだから、というのに加え、
「人々の姿をユーモラスに描きつつ、人間の悲劇性や存在の意味を鮮やかに劇化」(チラシより引用)しちゃってるもんだから、
説明したい役者は思いっきり説明に走っちゃうし、そこから脱したい役者もトータルの紋切り型の中に絡めとられちゃうし、観ていて何も掻き立てられない。
40分経過の頃から、うとうとした。55分くらいになって、これではけなすことも出来ないと思い、思いっきり起きてみた。90分経過して、やはりどうにも眠くなった。我慢はしましたが。
小田島雄志大先生が元気に観にいらしている姿をお見かけできたのは収穫でした。
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