25/10/2008 ソワレ
毎度毎度、三条会の何がそんなに面白く感じられるのかを、今度こそは掴んで帰るぞと思って出かける、今回もそうだったのだけれど、やはり、そのエンターテイニングなステージにやられっぱなしのまますごすごと引き揚げて来た。
班女と道成寺を1つの上演の中で組み合わせて、「狂女=清子」を軸に二つの世界をパタパタといったり来たりさせる趣向。アトリエに入るなりかかっ ている「天国への階段」ライブ版は、中学から高校に掛けて文字通り何百回も聞いた曲、むむむ、曲の最後が開演の合図になるのだなと合点がいく。
今回面白く感じたのは渡部友一郎の使い方で、この、いかんともしがたいまでにキャラ立ちした三条会の役者陣の中にあって、道成寺の主人役がなんとも俗で良い。サングラス+じょーろのエアギターのくだりも、実は、渡部氏のずれ方が一番ヘンで面白かった。
と、こうやって面白がっているうちに今日も上演が終わって、あー、とっても面白かった。でも、やっぱり、何が面白いのかは「とにかく見てみてください」というしかないのが歯がゆい。
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