11/02/2008 ソワレ
再見。一度観て腑に落ちなかったところに、ある程度解答が見つけられた気がした。
やっぱり、役者一人ひとりにソロをとらせる、といった風情の組み立てをしている印象はそんなに外れていなくって、役者もある程度のノイズを許してもらっている感じか。
その分、アンサンブルの緻密さには若干目をつぶっているところもあるんだろう。
で、そうしてもよいと平田が感じているのだとすると、それはやはり、今の「若手」の役者がどこをスタート地点としているか、で、そこからこの先どこまで行けるのかについて、何かしら考えているのだろう。残念ながら、今の僕にはそれがどれくらい先なのかは分からないけれど。
いずれにせよ、今回は、「腑に落ちないな」というところから始まったので、むしろ力を抜いて楽しんで観れた。本当に、青年団「若手」は芸達者揃いで、これからアンサンブルにも磨きをかければとんでもないことになりそうな気がする。
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