映画。スペイン内戦。化け物の迷宮。
出だしのっけから、黒っぽい画面に血の赤が混じる。
これぞ闘牛の国スペイン。オ、レィ!
と言う風なあっつぅーい映画ではなくて、私流に纏めてしまえば、
「思春期妄想少女のファンタジーと現実入り混じり、最後どうやって辻褄・落とし前つけるんだ」
映画、である(と言うたびに嫁さんを怒らせている)。
舞台も、アンダルシアとか、そういう、乾いたスペインの大地ではなくて、もうちょっと、ガリシアっぽい、雨の多い、湿った空気である。
僕的には、「思春期妄想少女の入り混じりモノ」の(僕なりの)定石を裏切る展開、結構楽しめました。映画を見慣れた人にとってはどうってこと無いのかもしれないけれど。
あと、ファシスト富士見父さんが目立ってます。
って思った後に、監督が「ヘル・ボーイ」を撮った人であることも発覚。おいおい。こりゃやられたぜ。ヘル・ボーイ2は絶対観に行くぜ。Pan's Labyrinth 2 はそもそも世に出ないだろうけどね。
でも、誤解の無いように言えば、そんじょそこらのつまんない芝居観るよりも3倍は面白かったですよ。
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