2007年1月14日日曜日

塚本晋也哀しい予感

休憩時間、「けなすんなら我慢して最後までみなさい」との助言を受け、最後まで客席に居た。
ので、けなす。感想は、

怒(MS Pゴシック、太字、200pts、血管浮き出し、を想像して読んでください)

こんな、国語の時間の気の無い生徒の音読みたいなものを見せて、これが演劇だとは、芝居に対する「冒瀆(MS Pゴシック、太字、72pts、を想像して読んでください)」だ。

「紅茶を飲もう」と言ってから口に入るまで10秒で済んでしまう芝居は、新劇小劇場商業演劇アングラ映画全部ひっくるめて、これが初めてで、願わ くば最後だろう。「鉄男」も含めて信じてたんだけど、餅は餅屋ということか、それとも誰かが「芝居なんてこんなもんだから」と吹き込んだのか...

こんなものを舞台に載せることについて、誰か、止める者はいなかったのか?これでみに来た人たちの揺さぶろうなんざ50億年早い。

こういう、出し手側の「自瀆行為(同じくMS Pゴシック、太字、72pts、を想像して読んでください)」におカネを払ってしまった事に対する激烈な後悔と、自分の周囲の人たちが、出し物の終わったときに拍手している事実とに、強烈に打ちひしがれた。

芝居も、なめられたもんだ。

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