2006年10月28日土曜日

東京デスロック 再生

日本に帰ってきてから観た芝居の中で、文句なしのベスト。
こんな芝居が観たかった。

その割には、お客さんの入りがどうも、という気もしました。火曜日までやってますので、大野さんも是非どうぞ。
私も、明日の五反田団が「万が一」面白くなかったら、もう一度観に行くかも。

今の時点では芝居の内容についてきっちり書くのは憚られますので、これだけじゃ何言ってるか分かんないかもしれませんが、僕が芝居中考えていたことは:
・ はい、それでは、間違い探しです。左ページと右ページ、どこが違う?
・ エレファントカシマシの「おはよう こんにちは」
・ 昔駒場小劇場で観たどどど企画の芝居。「ガチャコン」ってレバーを引くやつ(タイトル失念、失礼。劇団君とイッパツ君、だったっけ?)
・ アンディ・ウォーホル
・ 平田オリザが柄本明さんのことを言うときに使っていた言葉「何度やっても初めてのように台詞を言えてすごい」
・ 観客にとって思い入れのある曲が掛かっているときとはじめて聞く曲が掛かっているときとで、芝居を観ている感じ方が違ったりするだろうか?

読み返しても何のことだか、という気もしますが、でも、本当にそういうことを考えていたのだからしょうがない。

多田さん、この芝居を「実験的」ということは無いです。
問題意識として極めてまっとうな芝居のカタチだと思います。

素晴らしい舞台でした。

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