2010年9月24日金曜日

鳥の演劇祭に行ってきた

鳥取は鳥の劇場「鳥の演劇祭」を訪れるのは、2008年秋、2009年秋ときて、今年で三度目。今回はツレも-緒なので、やっと「温泉に入りたい!」とか「砂丘に行きたい!」とかいう欲も出てきた。三連休を使って2泊3日。今後も鳥取に来ることを年中行事化すべく、鹿野と鳥の劇場の素晴らしさをツレにアピールしまくらなければならないので、実は、そちらの方が結構なプレッシャーである。

1日目 朝、鳥取着。ショーケースで6本観劇。
2日目 観光(砂丘・浦富海岸)。5時からジル・ジョバンのダンス。
3日目 帰京。十サンプル字幕バージョン。

ショーケースは11団体が参加していて、頑張れば8本見られるのだが、ちょっと余裕見て6本に。このショーケース、何が良いって、参加団体がお互いのパフォーマンスを観られるっていうのが一番の売りで、そういう意味では、ただ「見せる」だけではなくて、参加することにすっごく意義のある企画だと思う。観客の方も2日間滞在すれば、どんな団体がやってきていて、出来不出来、評判がどうで、その後歓迎会、交流会に出てみたら「こんなこと考えてるんだー」ていうことも分かって、それも面白いだろう。ちょっとエディンバラの感覚に似ていた(個別のプロダクションについては別途)。「しかの心」は引き続き雰囲気抜群の小屋、「交流館」のたっぱの高さも魅力。「議場劇場」はまだまだ「町議会の議場」の匂いがしみついていて、ここも、使い込んで「劇場」になるまでの何年かのプロセスが楽しみになる。鹿野の町の中を移動しながら水が流れる音を間く。気持ちよい。ツレは川のほとりのベンチでちょっと昼寝。議場劇場で、いつのまにか北九州に勤めていた三橋さんに出会った。

山紫苑の露天風呂、展望(され)風呂、ともに素直な泉質で長くつかっていられる。初めて訪れた砂丘も、本当に砂丘で美しく、ビジターセンターの手作り解説がまた分かりやすくて素晴らしい。惜しむらくは砂丘に走って行く前に先にビジターセンターに行っていればと。浦富海岸の、絶景を望みながら崖っぷちを進む遊歩道もまた美しく、上り下り激しく、ふいに磯に出ると、だ一れも来ないようなところで小学校に上がる前のような子供が3人遊んでいる。浦富の漁港のシロイカ、賀露の市場の平政、ハマチ、ブリ、太いアジに垂涎、ちくわに目がくらむ(お土産は結局二十世紀梨)。

なんだい。鳥取、すげ-じやね-か!

な-んて思っていたら、3時に始まる「とりっとダンス」に間に合わず。すごく出来が良かったらしい。失敗した。

繰り返すとやはり、「なんだい、鳥取、すげ-じやね一か!」
鳥の劇場も、すごいです。み-んなに、鳥取に行ってほしい。鳥取で演ってほしい。

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