17/07/2010 ソワレ
昨年9月にも
「いや、何を差しおいても観に行け、というものでもなかったよ」
なんてぇことを思っていたりしたのだけれど、やはり観に出かけてしまう。特に、今まで聞いたことのないような名前が出ていると。
ごく一部、おそらく趣味の問題として僕が受け付けないことは最初から分かりきっていた出し物一つは別として、どれも水準以上の(というのはとってもおこがましいのだが、つまり、がっかりしない)面白さで、そこで、「ウォオォー」と盛り上がらずに、何となくホッとしてしまったりするのが、我ながら弱い。ここのところ、何だか、感度が弱っている気がする。「鈍っている」というのではなくて。
篠田、なんだかまた面白そうなことを考えているなー、もっともっとこなれたカタチで載せてこないかなー、とか、飴屋さんの出し物の圧倒的なベタザラ感を真正面から受け止めきれない自分はなんなのかとか、Line京急が加速度的に突き抜けていく感じとか、やっぱりKentaro!!を水上バスで見られなかったのはとっても後悔されるけれども、でもアゴラが楽しみだとか、色々ある。が、どうやっても心に残るのは遠藤一郎。この突き抜け方は、どうにも突き刺さる。何の悪意も差し挟まずに観られるか?観せられるか?たまらん。
吾妻橋だったから受け入れられたのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。でも、逆に、遠藤一郎がいたから2010年の吾妻橋が一生記憶に残るだろうということはかなり確かだ。
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