2010年4月10日土曜日

Crackers Boat "Flat Plat Fesdesu"

09/04/2010 ソワレ Cプロ

KENTARO! といえば、吾妻橋で "Miles Runs The Voodoo Down" に乗って踊ってみせられて、それだけでブッ飛んだのを鮮明に覚えている。だから、今回の企画も、何がどうあろうとKENTARO! のダンスがアゴラで観られればそれだけですごいのは間違いなかったけれど、今回は岩崎愛さんの弾き語りとTokyo Electrock Stairs も加わって、たっぷり堪能した。

岩崎愛さん、まず、よく通る真っ直ぐな声が快い。曲も素直で、いい感じ。歌詞は40男が聞くと照れちゃう感じでちょっと引くけど、そういえば若い頃、道を歩いていて突如世の中の全てを受け入れてよいような、そういう「ぱぁああっと開けた瞬間」がたまーにやってきたのを思い出した。岩崎さんの歌にはそういう「極めてまれに訪れるポジティブな一瞬」の極めて狭い入り口をこじ開けるようなおおらかな力があった。

Tokyo Electrock Stairs 、身体が良く動くのを自分達で確かめながら、気持ちの良さを味わっている感じがまた良し。やっぱりKENTARO! 氏の動きは際立っていて、他のメンバーと同じ動きをしていても「残像」の残り方が違う。ストロボたいてるわけでも蛍光灯でもないのに「残像」ってなんだよとは思うが。KENTARO! ソロも「飽きる瞬間が決してやってこない」とはこのことか。ホント、彼が動いている様はいつまでも観ていられる。11月のソロ公演、すっげぇ楽しみだ。

CDのおまけとブラウニーも頂いて、すっかりご満悦。「こいのぼり」のブラウニーはパサパサしてなくて生チョコに近いしっとり感、うん、日本人好みだね。うちで美味しく頂きました。

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