2010年4月29日木曜日

鰰 出世魚

25/04/2010

日曜日の朝9時45分から夕方5時半のクロージングまで、なんと天気の良い一日を丸々春風舎で過ごしてしまった。昼休みの神里・白神トークの大部分を聞き逃した以外はフル参加。バカといわれても仕方ない。いや、自分としては「これに一日つきあうのはバカです」と言いたいのではなくて、それだけ白神・神里に期待するところ大なのです、ということですが。

大いに楽しんだ。が、「突き抜けること」についてちょっと考え込んでしまった。

端的だったのは白神ももこのダンス。アイディアがあったり気が利いてたり、そういうの、もう知ってるよ、最後にやった「しゃべってるみたいに踊る」のを、最初から、20分でよいから、やってくれよ、と思ってしまった。そこには「気合い入れて突き抜ける方向へと全速力で走る」ことへの拒絶や疑義や照れや臆病さがある気がした。こういうのを「食い足りない」とか「欲求不満」というのだろうか。

バー齋藤、真田真プレゼンテーション、デブ学講座、一人ものまね王座決定戦、ストレッチWS、ソロダンス、新川崎コーラスセンター、みんな面白かったのだ。そして、面白い中にも「春風舎を一つの色で染めてしまわないように」するような意図が感じられて、それも悪くないと思う。でも一方で、それらすべてを、たとえば2時間一本勝負の中に押し込めて核融合を起こして、
"Amazing Splash of Colours"
を引き起こすことも可能だったのではないかと、僕は夢想する。白神・神里がどう思っているかは別として、僕はそういう出し物がたくさん観てみたいと思っている。また、それが可能なパフォーマーが揃っていたよ、とも思っている。

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