2007年12月1日土曜日

パラドックス定数 東京裁判

30/11/2007 ソワレ

パラドックス定数、今度は東京裁判だ。
男5人、全員ダークスーツ、三つ釦上二つ留め。裁判の現場をなぞっていく。
後は推して知るべしの野木節炸裂。エンターテイニングな1時間30分。

小野ゆたかさん、好きなんだよねぇー。あの、立ちの緩急が。

今回の芝居は、特に、東京裁判だけに、「これは芝居ですよぉー。ごっこなんですよぉー。」感が強い。言い換えると、リアルだと思わせげな仕掛けを たくさん施してあるにも拘らず、これは、ただのお芝居なんですよぉー、と強調する仕掛けも同じくらい用意されていて、それが何ともいえず、観る側の妄想を 刺激する。

ひょっとすると、これは、「あの」東京裁判ではない。ここで語られる「ポツダム宣言」は「あの」ポツダム宣言ではない。でも、それでも構わない。 設定と小道具+演技が、観客をも巻き込んだ「ごっこ」の渦を形作ることが出来れば、芝居というのはそこで100点満点なのだから。

野木萌葱さんのやりたいこと、持ち味がそこらへんにあるのは納得しつつ、いつか、是非、両性が出演する現代劇、観てみたい。観客の欲には限りがない。

0 件のコメント: