2007年12月8日土曜日

岡崎藝術座 雪いよいよ降り重ねる折からなればなり

07/12/2007 ソワレ

何とも乱暴だなぁ、と思ったのである。
異邦人という、民家を改造したような飲み屋さんがあって、そこを40年続けているりつこさん。
浜口寛子という、なんとも顔がよく動く、変な役者。
この2人を、「筆がひとりでに続いたり、異邦人のウィスキーで酔っ払ったりしていたら」できた台本で1つに繋げてキメラに仕立てて、異邦人のカウンターの中で演じて見せるとは、まさにこれ乱暴、酔っ払いの所業である。

15人の観客が詰め込まれたところで、それでも飽きずに浜口寛子の七変化を観ていると、階上に一時避難しているりつこさんの声が聞こえてきたりするのである。それが、実は、楽しい。

前回観たオセローは、「何を考えてるんだろう?」と思わせたが、今回は、「何も考えてないんじゃないか?」と思わせる。妙に知恵のついていないこの乱暴さが、40過ぎたおじさんにはちょっと懐かしかったりする。

とはいえ、乱暴さだけを何度も観に行くわけにはいかないし、今のところは、「次はもうちょっと知恵がついてるんじゃないか、作・演出も浜口寛子も」ということにして次回を楽しみに待つ。
少々知恵がついても大丈夫なくらい乱暴な劇団だと、今のところは信じているので

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