2007年5月20日日曜日

じゅんじゅんScience Science Fiction

19/05/2007 マチネ

申し訳ないが、退屈しました。というか、乗り損ねた、という感じが正しいのか。
ソロのパフォーマンス。
ダンスと呼ぶには、身体の動きだけを見ていても面白くない(何故なら身体の動きから物語を読み取ることを要請しているように思われたので)。
マイムと呼ぶには、僕には分かりにく過ぎる(物語にノルことが難しかった)。

で、なぜ乗れなかったかといえば、かなり明快で、
①下手端の席に座っていたが、前半、「柱の向こうの」舞台下手端で何かやっていたらしい。それが全く見えなかった。後半も、重力が左右に働いているようなことをやっていた「らしい」。全く見えなかった。見えないものには引き込まれない。
②かかっている音楽が陳腐で退屈。かつ、陳腐な物語を想起させるので、パフォーマンスが割を食う。

パフォーマーの名誉のために言えば、面白いといっている知人も居たのだが、だからこそ、「乗れていたら」面白かったかも、という悔いは残る。

ただ、思ったのは、上でも言ったが、客の眼を引く工夫、というところで、がーまるちょばが懐かしくなったよ。彼らだったら、「本の手渡し」パフォーマンスももっとエンターテイニングにかつ美しくキレのある動きで見せてくれただろうという気がした。
で、ダンスを強調するなら、変なストーリーは邪魔になる。

何といっても、「その場」で勝負しなけりゃならんので、置いていかれちゃった客は寂しいよな。

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