2007年5月28日月曜日

桟敷童子 軍鶏307

27/05/2007 ソワレ

<この日記は、そもそも単身赴任中の小生が「もし嫁さんと一緒に観に行っていたら観終わった後にどう言っていただろうか」という趣旨でつけ ている、いわば、半分嫁さん宛ての私信みたいなもんだと思って読んでください。そこらへんはどうぞ斟酌してお読みください>

と、わざわざ前置きをして(とはいうものの、この言い回しはなかなか当たっていて、良い。また使おう)、書く。

アングラのうわべだけを借りた朝の連続テレビ小説ミュージカル with チキン・ランのプロット。

期せずして、唐さんや鄭さんや金守珍さんや内藤裕敬さんが如何に僕にとって「アングラ」であって、如何に自分の意識、「個」に拘った芝居を作り上げていて、それが普遍に繋がりえているか、そしてそれが、どんなに稀有なことであるかを思い知る機会ともなった。

最初から普遍ぶらずに、思いっきり自分の「個」のところから始めないと、普遍でも個でもない連続ドラマが出来上がってしまう。一生懸命さだけでは許されないだろう
(ま、自分が一生懸命か、というのはあるが、少なくとも、オレ、かなり一生懸命観てるよ。どの芝居も)。

自分的に、唯一笑えたのは
「胸を病んでいるな。抵抗力が弱っている」
「ゴホゴホ」
ちなみに、劇中咳き込んでいたのはこの1箇所だけである。

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