2007年5月6日日曜日

ヨーロッパ企画 冬のユリゲラー

05/05/2007 ソワレ

「俺は、本当に、狭い意味の芝居が観たいんだなぁ」
と、つくづく考えた。
あるいは、
「しまったぁ、芝居でないものを観に来てしまったぁ!」
と言って自分を正当化することも出来ないでもないだろうが、それはよす。

芝居としては楽しめず、さりとて最後まで一度も笑えず、心底、周囲からの疎外感を感じながら、終わってしまった。

テレビのセンスに近いのだろうか?「観客からすれば与えてくれるのを待っていれば良い気楽なショー」という意味で。皆さん良く笑い、良く反応していたし。

天気予報以外にテレビをほとんど観ない僕にとっては、スズナリにいるにも関わらず「情報が飛んでこない、何も見えない」のと同じ状態で、つまらない芝居を観ているときにこみ上げる怒りさえも湧き出さない。

そうか、みんな、こういうのが好きで、楽しいのか。そうなのか。
さびしい気持ちでいっぱいのまま家路についたことである。

でも、鉄割アルバトロスケットでは爆笑できたのになぁ。やっぱり、「身を乗り出して」「期待して」見すぎなのかなぁ?

0 件のコメント: