05/09/2009 マチネ
マチネは男性編。小生は男性編のみお邪魔する。夏目慎也目当て。
始まってみるとなんだか豪華キャストで、へー、と思う。
が、始まってみるとなんだかうーん、「そうですか、ロハ下ル版の蝿の王ですか、まさにそんな感じですねー。なっつんって本当にイジメられキャラ合ってますよねー、いやいや、他の役者陣も、みんな味があるよねー、キャラ立ってるよねー・・・」みたいな、紋切り型なコメントしか出てこないんだ。
1時間50分、眠くはならないのに、そして、役者を観ていて辛くは無いのに、退屈だった。
・ もっと刺激のあるストーリーがほしかったわけではないんです。
・ もっと方法論でとんがってくれ、っていってるわけでもないんです。
これはもう、芝居の何を面白いと思うかが(この集団と僕との間で)ネジれの位置にあるのではないか、と思うしかなくて、それじゃあ、三鷹で「アダムスキー」を観た時に面白いと思ったあれは何だったのだろうか、錯覚だったのだろうか、と、あれこれ考える。
終演後Mとひろ氏に出くわして、思わず口から出た言葉が、
「あの、引きずり込む役、クレジットなんか要らないから、是非やってみたいですよね!」
Mとひろ氏ドドーンと引いていたが、僕の真意は、「あぁ、いいなぁ、こんな役、やってみたいですよね、という役が他に無かったんですよ」の婉曲表現なのです。変わった趣味を持っているからではないんですよ。
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