2009年9月23日水曜日

ACOA 共生の彼方へV どんぐりと山猫

21/09/2009 16:00

鳥の演劇祭ショーケースのトリを務めるのは、那須の釣堀屋店主(って紹介しちゃって良いですか?)、鈴木史郎氏が主宰するACOA登場。

宮沢賢治の「どんぐりと山猫」を振り付けつきで読む、っていう、ただそれだけのことなんだけれど、そこにひっついてくる身体と色彩とユーモアと上品と下品が、本当にエンターテイニングに提示されて、びっくりしてしまった。

昨年の夏になぱふぇすにお邪魔した時は、もう少し生真面目で、自分が放ちうるいろいろな色の光に気づいてないんじゃないかという印象で、正直、ちょっと引き気味に見始めていたので、なおさら驚いた。

別当役の佐久間さんも素晴しいし、どんぐりの声の出演菊池さんのインパクトもすごい。どう頑張ったって、あんな風にどんぐりの台詞言って、その後視線を客席に泳がせたりはできません。

「しかの心」という場の力も、ちょっとはあったのかもしれない。どうなんだろう?何だか、またACOA観たくなってきた。

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