2009年は僕にとって大変幸せな年でした。収穫の多い年でした。
刈り取って放ったらかしでもなくて、色々な出会いがあったし、種も蒔けた(と思う)。
僕は心狭いから、いっつも一期一会の気持ちを忘れないでいることは出来ないし、
出会う人全てに同じように敬意を抱くことも出来ません。
でも、今年は本当に尊敬できる方々にお会いできたし、相手をしていただいた。
どれくらいお返しできているかは全く心許ないし、情の薄い男で本当に申し訳ないのですが、
今のところはただ、感謝感謝。本当に皆々様に、感謝申し上げます。
2010年(特に6月以降)は2009年ほど勝手放題出来ないことが分かっている。
その分、特に僕の2009年を幸せにしてくれた、ということかもしれない。
印象に残る舞台にも数多く出会えました。「優劣」などとてもつけようがないが、
敢えて2つだけ「特に僕にとってインパクトのあった舞台」を挙げます。
青年団演出部の方々の作品、「りたーんず」の方々の作品は敢えて挙げません。
1. 「着脱式」
人前に身体を晒すこと、人前でテクストを発話すること、観客席にいて身体を眺め、テクストを聴くこと。
それが大変な事件であることを改めて思い知らされた。
2. 飴屋法水「4.48サイコシス」
ここにきて、「4.48サイコシス」の当日パンフの「演出ノート」のことをたくさん考える。
「まちがった時代」「まちがった体」。漸近線の絶望と希望を考えています。
皆様にとって2010年が良い年でありますよう、お祈りいたします。
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