阿佐ヶ谷スパイダースが伸びやかに育った物語を提示するとすれば、山の手事情社の青い鳥は、畸形一歩手前の、苦しく折れ曲がった世界を突きつける。
銀座線以来の山の手事情社ですが、うーむ。
ここまで厳しい芝居をやっているとは。
当日パンフにある、安田さんのメーテルリンクの解釈は、それはそれで説得力があって、
しかし、それはやはり、メーテルリンクがコドモ劇として書いたものを安田さんの考える水準まで引き上げて演じるのは、またそれも厳しいのではないかと...
多分ファウストは観ない。が、安田さんのテクストを演じる公演があれば、それは観に行くだろう。
この苦しさをもって表現しなければならない世界とは一体何か?窮屈に身を屈めながら是非また観てみたいのです。
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