2006年11月26日日曜日

東京ナイス 九日目にはもう飽きている

むむむ。
芝居の枠組みが、最初から見切れているような、かといって最後まで分からないような。

時間の流し方も、上手く捌いているような、でも、上滑りなような。
1986年から超特急で時間を回して見せるのは、アイディアとして否定しないけれど、観客と共有するのが難しい。事実の積み重ねは、興味が重ならない人には面白くないだろう。

作・演出のアイディアに載って役者が動くのは、装置としては面白いのかもしれないけれど、その分、役者が死ぬ。役者の持ち味は、もうちょっと他にあるかもしれません。

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