31/01/2010 マチネ
2時間20分、たっぷり愉しませていただいた。
召田実子、初めてのFukaiProduceでも炸裂して、すばらしい。
伊藤昌子ショー、2時間近くじらせてじらせて、「ひょっとしたら今回は伊藤ショーなし?」とまで思わせておいて、ドーン。涙出る、くらいに、笑う。
相変わらず女優はかわいく、男優も負けじと可愛く、愛らしかった。
2008年のRomancepoolを観た時も、
・ なんだか無脊椎動物のような とか、
・ 芝居の系統樹から外れた生き物のような
ということを感じたのだけれど、今回もそれは変わらない。
これからこの劇団はどのように変化/進化していくのかといえば、実は、ずーっとこのままで変わらないんじゃないかと思われる。でも、今やっていることにこだわり続ける間は、エネルギーが内にこもることも、役者の「新鮮さ」が失われることも無いだろう。そういう「カタチ」「仕組み」があって、いつまでも系統樹の中でポジションを保てる生命力を備えているのだ。
そういう言い方をすると、「所詮芸能でしょ」みたいな無礼なことを言っているように取られるかもしれないけれど、でも、芸能となって生き延びようという、そういうものは、少なくとも僕は、感じない。
だからFukai Produce 羽衣には、今の生命力を保ったまま、芝居の系統樹の中で今のポジションをキープしてほしい。そう、願ったりする。
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