2010年2月28日日曜日

五反田団といわきから来た高校生 3000年前のかっこいいダンゴムシ

18/02/2010 ソワレ

いわきの高校生、今年も素晴らしかった。屁難しく考えなくても、芝居は十分に面白くなれることを教えてくれる、とんでもないやつらだ。

たとえば田上パルの男子高校生たちはやたら元気で汚くて汗臭い中に、なんだかせつないエキスが滲み出てくるのだけれど、現役の高校生には、そんなセンチな感情が入り込む余地もなく、ただただ当たり前のように元気で、若い。彼らは「事実として」高校生なのだ。それに驚く。いや、当たり前のことだから驚いちゃいけないのだけれど。

それが度をすぎると「あざとい」という言葉が当てはまるのだろうけれど、前回・今回のプロダクション、その両方にあざとさのかけらもなく、すっきりした味わい。

つきあってる二人の二人っきりのシーン、女の子の、困ったような起こったようなニヤけてるような顔がどうにも僕は大好きで、こんな風な演技ができるover20の役者がいたら、きっと一発でぶっ飛んじゃうだろうと思わせた。

満喫。

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