2010年2月11日木曜日

タバマ企画 reversible

10/02/2010 ソワレ

あぁ、楽しかった。1時間があっというまだった。終わりの感じが漂いだすと、極めて無責任に「もっと続けてほしいよぉ」、と思ってしまう。バンドもかっこよかったし。

前に千歳烏山のStudio GOOで「ドラマチック、の回」を拝見した時は、モノクロの舞台・衣装で、パフォーマンスが進むにつれてそこから色が溢れ出してきてびっくりした。
今回は、最初の曲・パフォーマーの衣装からしてもはや色が溢れていて、こんなに早いうちからカラーまみれでは、途中で息切れしてしまうのではないかとも思われたのです。が、最後まで、若干観客(ていうかオレ)の集中力が緩む箇所はあったけれども、息を切らすことなく観られました。

あー、でも、やっぱり「ドラマチック、の回」と比べてしまう。「ドラマ・・・」で観た、他のパフォーマーのなんでもない動きを他のパフォーマーが拾う、つなぐ、そういう面白さは、今回はなかった気がする。むしろ、「空間を構成する」意識の方が強かった印象。つなぎがないと、うねりが起こしにくい。時間も、つないで流れを作るよりむしろ、「構成している」感じがした。それは、「カラーの溢れさせ方」を変えてみたからかもしれないし、小屋の大きさによるのかもしれない(いや、アゴラだって充分小さいんですけどね)。

細かく不平不満を言うときりがないのだけれど、でも、こういう、難しい思わせぶりのない、けれんのないパフォーマンスは大好きだ。みんなに薦めたい。

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