2009年7月5日日曜日

SPAC スカパンの悪だくみ

04/07/2009 マチネ

なんともエンターテイニングな舞台で、かつ、静岡も初めてでないからか、客席の暖まり方とても良く、かつ客いじり・反応の見方も含めて演じる側にも戸惑いが無い。外国語字幕つきの上演であることを意識してか、テンポを若干落とした上演なのではないかと思うが、それでいてグルーブを失わずにがっちりと観客をつかみながら進める手管、観客としてはとても幸せな舞台だったのだろう、と思う。

「と思う」といってしまうのは、まぁ、力のある舞台でかつエンターテイニングだから文句のつけようは無いものの、僕の好みではないからで、また、そういうところで巧みに間合いを計られてまんまとやられておいて、カーテンコール4度・5度はちとやりすぎか、とも思うからです。

途中歌に入ってインチキミュージカルになるところは、まるでFlight of the Conchords そのまんまで、思わずとっても嬉しくなってしまったが、Flight of the Conchordsそのままじゃん、ってことは、まぁ、舞台に載せずにDVDにしても同じくらい面白いかもね、ってことでもある。

面白いし、愛されてる舞台だな、とも思ったけれど、じゃあ、オレの面白いと思う芝居ってどうよ、と、ちょっと考え込んでしまった。

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