2009年4月11日土曜日

14歳の国 稽古22日目

08/04/2009

引続き、甘酸っぱい14歳について考え込んでいる。
コージくんは、中学・高校の時、楽しくてしょうがなかったらしい。
僕は(中学・高校からの友人には申し訳ないが)楽しくってしょうがなかった記憶は、無い。
コージくんに、「じゃあ、いつ楽しかったんですか?」と聞かれて、思わず「芝居はじめて、楽しくなったかな」と答えた。

じゃあ、いっつも楽しくなかったのかといえば、うーん、本読んだり、音楽聴いたりは、好きだったのかなー。それくらいかなー。
要は、現実が楽しくなくて、そこから抜け出した時が楽しい、ってのが、中学の頃からずーっと続いているってことなのかな。いや、正確に言うと、結婚して家族が出来たら、その現実は、楽しかったのだけれど。今も楽しいが。

稽古が始まって佳境を迎えつつある中で思うのは、
「生きているけど死んでいる。死んでいるけど生きている」
ってこと。稽古している身体は、実生活を考える上では「死んでいる」んだけど、中にいる自分の身体がすっごく生きている、感じがする。

が、コージくんのように、現実が楽しくてしょうがないってとこから出発して、しかも舞台に乗ったらどーよ?ってことである。それって、とってもすごいことなんじゃないか、って思ったりする。

帰って、「甘酸っぱい14歳」のCD作成にかかるぞ。と。曲目はあまりにも恥ずかしいので秘密です。でも、まだ、ちょっと構えた選曲かもしれない。

0 件のコメント: