2006年9月18日月曜日

リール近代美術館展

「ピカソとモディリアーニの時代」と銘打ってある。
小生、ミーハーなので、モディリアーニのなで肩を見ようということで、朝一番で行ってきた。

・生まれて初めてブラックの絵が好きになりました。
・その隣にピカソの絵が掛かっていて、やはり、いかにもスカした絵でした。ピカソはすごい人です。
・「あぁ、この絵は綺麗だな」と思って近寄ると、カンディンスキでした。隣にクレーが掛かっていた。館内で一番気持ちの良い場所だった。またベルンに行きたくなった。

肝心のモディリアーニですが、自分がモディリアーニの絵が好きだということは再確認できたけれども、キュビズムの絵と合わせて見たこともあり、余計なことばかり考えてしまい、今ひとつ楽しめなかった。

細かいところは飛ばすが、「あぁ、いいなぁ」と思う絵と、その全体の印象を支える詳細(おそらくかなり技術的なこと)とのリンクが、自分には全く欠けているということ。
それは、「いい芝居」と、それを支える細かな役者の動きや集中の勘所、とのリンクと並べて考えられるだろうか?
等と考えていたら、疲れた。

余談ながら、美術館は女性がもっとも美しく見える場所のひとつだと、小生信じているのですが、今日は何だか、違ったな。

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