2010年8月17日火曜日

文月堂 夜も昼も

15/08/2010 マチネ

少なくとも、僕が芝居を観ることで得たいと思っている悦び、快楽の類は、一切そこには見出せなかった。

冒頭、高校生とその祖父が蛙の池を見下ろすシーン、当パン読むと「劇団」という設定があるのでてっきりその劇団による劇中劇のシーンかな、と思ってみていたら、その劇中劇が終わることなく2時間続いた。

もちろん、この芝居をとっても楽しむ人がいたり、泣いたり笑ったり、人生について考えちゃったりする人もいたりして、僕としては全く構わないし、むしろそれに水を差すようなことを言っちゃいけないなとも思うのだけれど、ただし、もし、この芝居が全く楽しくなかった方には、自信を持って「いや、あなたを楽しませる芝居も必ず紹介できますよ」と言える。

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