2010年10月2日土曜日

サンプル 自慢の息子 再見

20/09/2010 マチネ 英語字幕付き

今回の公演、英語字幕の作成を担当させていただいたので(オペレーションには入っていない)、その出来栄えを本番確認。僕自身が初日以降小屋に入れず、本番を映したビデオと照合しながらの調整ができていないので、不安。

で、開演すると、何と、字が小さくて読めない!あるいは、目が悪くなっていて字幕の字に焦点が合わせられない!なんたること。いきなり蹟いた。
続いて羽場さんの語り。これも、間の取り方ときっちり合わせていないので、読みづらい。追いづらい。きっとオペしづらい。三好さん、ゴメンね!と叫んだ(もちろん心の中でだけど)。

会話のテンポで進むところはまあ大丈夫だったと思うのだが、日本語ノンネイティブの観客にはどうだったんだろう?とっても気にかかる。

そうやって観ていると、やっぱり、芝居そのものの方にはなかなか注意が向かなかった。ただ、客席のあったまり方という点て言うと、おそらく、前作までと比べて、「受け付けない」人の数が減ったのではないかという印象はある。「シフト」以来たどってきた(ように思われる)「似非物語のパッチワーク」の危うさのバランスが、今回の「自慢の息子」に至って、磨かれ、熟し、―且の完成形として示された印象はある。ここまでやってもらえると、「次はどこに行くんですか?」と聞いてもいいのかな?いけないのかな?いずれにせよ、大いに楽しみ。

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